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人材確保

上司が行っている部下の指導方法のトップは「部下に役割を与える」

2024年1月31日

ブログをご覧いただきありがとうございます。

みやびの社労士事務所代表の稲富です。

 

上司が行っている部下への指導方法についての調査をお伝えします。

 

マンパワーグループは20代~50代の部下を持つ男女を対象とした調査によると「部下に役割を与える」(37.5%)が最多となっています。

この指導方法は、任せる仕事内容にもよりますが部下に責任感が生まれ、モチベーションもアップしますのでとても有効な指導方法です。

もう一つの調査として今後取り組みたい指導方法は「部下に問題意識を持たせる」(32.5%)、「部下の特徴を理解して指導を変える」(28.8%)、「答えは出さずにヒントを与える」(26.0%)となっています。

 

ここからは私の解説です。

最初の問題意識を持たせることは、自分自身と向き合うことにより何が必要なのかを本人に意識させることによって成長するきっかけを与えることができます。

 

次に部下の特徴を理解して指導を変えるというのは、人には性格、長所や短所、そして適材適所があります。部下全員に同じ指導をすることよりも部下の特徴によって指導方法を変えることができるのなら部下の特徴によって指導方法を少し変えることが良いでしょう。

部下の特徴を客観的に知る為に部下にアンケートを取り、タイプ別診断をすることができます。そしてそのタイプ別によって指導方法を少し変えることによって、部下全員に同じ指導をするよりも部下の長所を更に伸ばすことができます。

 

最後の答えは出さずにヒントを与えるというのも指導方法の重要ポイントの一つです。部下に比べて知識や経験の多い上司はどうしてもすぐヒントを与えて解決しようとします。もちろん場合によってはその指導方法は正しいと思います。しかし問題解決を急がない場合や本人の成長のことを考えた場合、あえて上司から答えを出さずに、本人に考えさせることもさせてください。

なぜなら上司が毎回、答えを教えていたら部下は考えなくなります。与えられ脳になり、自分で考えなくなり指示待ち人間を育てることにもなります。

状況にもよりますが本人が答えを出せずに悩んでいたらヒントを与えてください。自分でしっかり考えた結果、答えを導き出すことができれば本人は更に成長することができます。

 

私自身も休日はソフトボールのピッチャーをしているのですが、同時期に仕事もピッチングも上手くいかないことがありました。

自分自身で何か変える必要があると気づき、自己啓発を改めて取り組みました。

そうすると自分の意識が変わり、仕事もピッチングも上手くいくようになりました。このように自分自身で考えることによって大きく成長することができます。

 

しかし部下が悩み過ぎて仕事や本人の心身に影響しそうな時は状況によってヒントを出したり、場合によっては答えを伝えてあげてください。その為には上司の方はしっかり部下の方の状況をしっかり把握してあげる必要があります。

 

ということで今回のアンケート結果の指導方法の取組みについてもすべて当事務所の人材育成の管理職研修にも含まれています。

この研修によって部下の正しい指導方法を習慣的に身に付けることができます。

 

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