時代の流れと共に上司と部下の関わり方は変わってきています。昭和から平成の前期までは上司の直感や経験から部下を引っ張っていくようなことが多かったと思います。
また直接部下に指導せずに「教えてもらうのではなく、目で盗め」、「何が何でもノルマを達成しろ」というような根性論が多く、体育会系の風潮がありました。
しかし、このような部下との関わり方は令和の時代にはそぐわなくなりました。
それではどのような上司が令和の時代に求められているでしょうか。
ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。
①部下の気持ちに寄り添って考える
上司は部下の気持ちや意見などに対して反論するのではなく、気持ちに寄り添ってあげましょう。心理学的に「共感」というのは相手の気持ちを落ち着かせる効果や、自分の理解者、つまり味方であると思うようになります。このように上司が部下の気持ちに寄り添うことで、部下は上司についていこうと思うようになります。
②部下をほめる
人材育成で最も大事な一つである部下をほめることです。部下を褒めることによってやる気が出て、本人の能力を伸ばすことができます。弊所の人材育成の研修ではどのように褒めていくかを具体的にお伝えしていきます。
③部下の一つの弱点に目を向けず、長所に目を向ける
人間には完璧な人はいません。部下の弱点に着目せずに長所に目を向けましょう。
例えば、仕事でミスが多いがアイディア力があるということであれば、その長所を尊重して部下が活躍できる場を提供してあげましょう。
部下との接し方について以上のような3つを意識していただくだけでも上司と部下の関係性の質が上がっていきますので是非実行してみてください。
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