前回の投稿と同じく龍谷大学心理学部が1,000人を対象に「部下が上司に求めるタイプ」とは、という調査結果をランキング形式でお伝えします。
1位 仕事ができて頼もしい 85.8%
2位 冷静で筋の通っている判断をする 84.2%
3位 自分のことを認め、褒めてくれる 56.8%
4位 責任感がある 50.4%
5位 決断力がある 38.6%
1位の「仕事ができて頼もしい」は上司の絶対条件でしょう。仮に上司が仕事ができなければ、部下は何を学んでいいか分からないので成長はありません。
2位の「冷静で筋の通っている判断をする」は冷静と筋の通っている判断という2つのポイントがあります。上司というのはピンチの時であっても部下からすると焦らず冷静にいてほしいものです。また上司の機嫌で八つ当たりされてしまうようでは、部下は離れていきます。
そして筋が通った判断をすることによって部下から信頼されるようになります。
3位の「自分のことを認め、褒めてくれる」は言うまでもなく、必要なコミュニケーションです。やはり部下も上司から褒めて欲しいと思っています。
4位の「責任感がある」と5位の「決断力がある」も人の上に立つ上司として絶対に必要な能力でしょう。間違っても部下に責任を押しつけることは避けましょう。そして決断する時は、なぜそのような判断に至ったのかを部下が納得できるように話すことができたらいいでしょう。
上司の皆様は是非、上位5位までの部下が上司に求めるタイプを参考に行動していただき、今まで以上に部下から慕われる存在になっていただけると幸いです。
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