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採用面接官が避けるべき介護事業所での採用失敗例とその対策

2024年8月7日

はじめに

ご存知のように介護職の応募は少なく、適切な人材を見つけることが難しいことが多いですよね。採用面接官として、応募者を見極める難しさに悩むこともあるでしょう。採用に失敗することはあるものの、介護職においては人と接する仕事が多いので特に慎重に見極める必要があります。この記事では、採用面接官が避けるべき介護事業所での採用失敗例とその対策についてお話しします。

介護職だからこそ、面接での判断が非常に重要です。私も介護職の採用面接で「人を欲しがるばかりに採用してしまって失敗した」という話を耳にすることがあります。介護の仕事は、利用者様の生活を直接支援するため、適切な人材を見つけることが成功の鍵となります。あなたが同じような悩みを抱えているなら、その気持ちに深く共感します。では、具体的な失敗例とその対策を見ていきましょう。

  1. 面接だけで判断することの危険性

失敗例

採用面接官として、応募者の話し方や見た目に頼りすぎると、実際の業務能力を見誤ることがあります。面接での印象が良くても、実際の仕事でのパフォーマンスが伴わないケースは多々あります。

対策

応募者の実際のスキルを確認するために、実技テストや現場体験を導入することをおすすめします。介護職は特に実務が重要ですので、実際の業務を体験させることで、適性を見極めることができるので実技も交えた採用面接にするのはいかがでしょうか。

  1. 経験に頼りすぎることのリスク

失敗例

介護職の経験が豊富な応募者を採用する際、その経験に頼りすぎると、実際の現場での適応能力やチームワークを見落とすことがあります。

対策

経験だけでなく、人柄やチームワークの能力を評価するために、グループディスカッションや性格診断テストを取り入れることも効果的です。これにより、経験豊富な応募者でも、チームにフィットするかどうかを判断できます。

  1. 人材不足からの妥協

失敗例

人材不足に悩む中で、急いで人を採用しようとすると、適切でない人材を採用してしまうことがあります。これにより、短期間での離職や業務の質の低下につながる可能性があります。

対策

採用プロセスをしっかりと守り、時間をかけて適切な人材を見つけることが重要です。また専門的な知識とスキルを身につけ、適切な人材を見極める力を高めることができます。

  1. 応募者のモチベーションを見極めない

失敗例

応募者がなぜ介護職を選んだのか、その動機をしっかりと確認しないと、長期的な勤務意欲が低い人材を採用してしまうことがあります。

対策

面接で応募者のモチベーションや将来の目標について深く掘り下げる質問を行いましょう。なぜ介護職を選んだのか、将来どのような介護を提供したいのかを聞くことで、応募者の本質的な意欲を確認することができます。

  1. 適切なフィードバックの不足

失敗例

採用面接の後に適切なフィードバックを提供しないと、採用プロセスの改善が難しくなります。過去の採用失敗から学ばないと、同じミスを繰り返してしまう可能性があります。

対策

採用面接官同士で定期的にフィードバックセッションを行い、各面接の結果や感じたことを共有しましょう。また、フィードバックを基に、採用プロセスを継続的に改善することが重要です。

まとめ

介護職の採用面接は、応募者を見極める難しさがあり、慎重に進める必要があります。採用面接官として、採用に失敗することはあるものの、適切な対策を講じることで、失敗を最小限に抑えることができます。面接だけでなく実技テストや性格診断を取り入れ、応募者のモチベーションを深く理解し、適切なフィードバックを行うことで、適切な人材を見つけることができます。

あなたが優れた介護職を採用し、事業所の成功に貢献できることを心から願っています。また弊所の採用面接官養成講座を受講することで、さらに専門的なスキルを身につけることをおすすめします。これにより、介護事業所の採用プロセスがより効果的になり、成功するための確固たる基盤を築くことができるでしょう。

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