信用と信頼、どちらも信じることを表していますが、意味は異なります。信用は過去を信じることで信頼は未来を信じることです。
例えば信用調査というのは、その人や組織の過去の実績を調べ、その結果、多分大丈夫だろうと信じることであって、半信半疑の状態とも言えるのです。
一方、信頼とは過去の実績を踏まえたうえで、未来も信じます。例えば部下に仕事を任せる場合、失敗する可能性もゼロではないけれど、責任は上司が持つことを前提に信じて任せます。
つまり信用は未来に対してリスクを取らないのに対し、信頼は未来に対してリスクを取るといったように基本姿勢が違うのです。
皆さんが部下だとしたら、どちらについていきたいでしょうか?
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