上司と部下の関係性の質を高めるにはいくつか方法があります。その中で最低限のコストで最大限の効果を発揮するのが「あいさつ」です。
あいさつには組織を安定させる機能が3つあります。
まずはコミュニケーションの開始を告げる機能、2つ目は友好さの証を示す機能、3つ目は立場と関係を確かめる機能です。
実例をあげると、ある会社にメンタル不調を訴える社員が複数人出ている工場と、そのような社員が1人もいない工場がありました。この違いはあいさつの有無です。メンタルの不調を訴える社員がいない工場では工場長が毎朝一人ひとりに声をかけていたのです。自分から社員にあいさつしたいと思っているリーダーの気持ちに応えようとしない社員はいないでしょう。たとえ短い言葉であっても、あいさつの有無は組織に大きな影響を及ぼします。
この結果からまずは挨拶から徹底して、上司と部下の関係性の質を高めてみてはいかがでしょうか。
人材確保と定着に強い福岡の社労士事務所。みやびの社労士事務所