前回のブログまでは新卒者を対象としたアンケートをもとにブログを書きました。
今回は日本生産性本部が発表した「第10回働く人の意識調査(2022年7月25日)」についてご紹介します。
年代別に転職したいと考えている割合を下記のグラフに掲載しております。
20代と30代は転職を考える割合が多いのは皆さんもなんとなく予想できたかと思います。
ここで特筆すべきは、「転職したいと考えており、現在転職活動をしている」、「いずれ転職をしたいと思っている」を合わせた割合が若干ではありますが、40代が47.9%と一番高くなっていることです。
40代と言えば、会社で戦力として、そして上司としても活躍している世代です。その40代が転職を考えている割合が半分近くいることに会社は危機感を感じないといけないのではないのでしょうか。
このことを考えると会社は、40代以上の社員が定年まで安心して働けて希望を持てる環境作りを行う必要があるということに気づかされます。40代が希望を持って働いていれば、その姿を見た20代、30代の後輩社員も転職を考えることも少なくなるでしょう。
弊所は働きがいを持って社員の定着と生産性を上げることができる研修を行っています。研修を受けて実行すれば、転職を考えなくてもよい職場環境の実現をサポートすることができます。